
家族時間を豊かにする“マルチリビング”のすすめ
みなさん、こんにちは。
大阪府・北摂エリアで「子どもの才能を引き出す家」をつくる、リブランドです。
「リビングは家族が集まる場所」——そう言われてきましたが、現代の家族の過ごし方は少しずつ変化しています。共働き家庭が増え、子どもたちの習い事や学校の予定も多様化するなかで、「家族全員が同じ時間に、同じことをして過ごす」という機会は少なくなってきています。
そんな今だからこそ求められているのが、“気配を感じながら、それぞれが心地良く過ごせるリビング”。つまり、「マルチリビング」という考え方です。
家族それぞれが心地よく過ごせるリビングへ
リブランドでは、リビングを単なる「テレビを見る場所」ではなく、家族全員の居場所として考えます。
たとえばキッチン横にスタディスペースを設ければ、お子さま宿題をしている横で大人が家事やPC作業をするなど、自然な共存が生まれます。
また、リビングに隣接した小上がりの畳コーナーも人気です。畳の下を収納として活用できるタイプを取り入れれば、空間を無駄なく使いながら、くつろぎの場を確保できます。小上がりにすることで空間にゆるやかな境界が生まれ、お子さまの遊び場にもぴったりです。
さらに最近注目されているのが、“ヌック”と呼ばれる小さなこもり空間。読書をしたり、ゴロゴロしたり…ちょっとした「自分だけのスペース」がリビングの中にあることで、家全体に居心地のいい余白が生まれます。

家族の気配がつながるように設計する
リビングでそれぞれの時間を楽しみながらも、「お互いに何をしているかなんとなくわかる」——そんな距離感が、家族の安心感を生み出します。マルチリビングの設計ではただ空間を並べるのではなく、視線や音、気配が自然に行き交う構造が大切です。
たとえば、小上がりの畳コーナーに腰かけて本を読む子どもをキッチンで料理をしながら見守る。
ダイニング横のスタディスペースで勉強する姿に声をかけながら、リビングでくつろぐ家族の姿が見える。
こうした「つながり感」は、家族のストレスを減らし、思春期以降も自然なコミュニケーションを生み出します。
リブランドでは、段差や吹き抜け、視線の通り道を活かしながら、心地良くつながる空間設計を大切にしています。一人の時間も家族の時間も、どちらも大事にできる“ちょうどいい距離感”が、これからのリビングの理想です。

家族の時間を「一緒に同じことをする」から、「同じ空間で自由に過ごす」へ。
その変化に寄り添う住まいづくりが、リブランドの考える“マルチリビング”です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。