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みなさん、こんにちは。

大阪府・北摂エリアで「子どもの才能を引き出す家」をつくる、リブランドです。

自然素材の温もりを感じられる空間づくりにこだわる方から、今注目を集めているのが「表し天井(あらわしてんじょう)」です。天井板を設けずに構造材をそのまま見せるこのスタイルは、木の素材感をダイレクトに楽しめるだけでなく、空間に開放感とデザイン性をプラスできるのが大きな魅力。今回は、そんな表し天井のメリット・デメリットをわかりやすくご紹介しながら、設計時に気をつけたいポイントや、暮らしに合った取り入れ方についても解説します。

開放感を演出する高い天井

表し天井の最大の特徴は、通常の天井よりも空間が広く感じられること。天井板を設けずに梁などをそのまま見せることで、天井高が確保でき、視線が上へ抜ける効果も相まって、より一層の開放感を得られます。

また、天井の高低差を活かすことで空間にリズムが生まれ、間取りにメリハリを与える効果も。家族が集まるリビングなど、心地よく過ごしたい場所におすすめの設計です。

素材感と経年変化を楽しむ

表し天井では、木そのものの質感や色合いをそのまま楽しめるのも醍醐味のひとつ。時間の経過とともに木の色味が徐々に変化し、赤みや深みが増すことで、住まいに独特の味わいと愛着が育まれていきます。

また、特別なお手入れは基本的に不要。ただし、キッチン上など油汚れがつきやすい場所には、拭き掃除がしやすいような工夫をしておくとより安心です。

デメリットと注意点

一方で、表し天井には注意すべき点もあります。まず、配線計画。電気配線やダクトが剥き出しになる可能性があるため、設計時に配線ルートや照明の配置を丁寧に検討し、できるだけ美しく見えるように工夫が求められます。

また、構造材をそのまま見せるためには、通常の構造材ではなく“見せる”ことを前提とした化粧梁など、意匠性の高い部材を選ぶ必要があります。これにより、通常よりも若干コストや施工日数がかかる場合もあります。

プランによっては構造的に難しいケースもあるため、設計段階でしっかりと相談しながら進めることが大切です。

なお、天井裏がないことで断熱性能に不安を持たれる方もいらっしゃいますが、必要な部分にはしっかりと断熱材を施工するため、快適な室温を保つことができます。断熱性能に関しては、現代の高性能な断熱材と施工技術によって十分に対応可能です。

一部採用もOK!暮らしに合わせた取り入れ方も

表し天井は家全体に取り入れる必要はなく、たとえばリビングや玄関など、一部だけに取り入れるのもおすすめ。コストを抑えつつ木の雰囲気をプラスしたいという方には、アクセントとしての採用がぴったりです。

空間に変化を与える設計として、こだわりの家づくりにぴったりの表し天井。木のぬくもりに包まれた心地よい空間を、ぜひ表し天井で叶えましょう。